秋深し 隣は何を する人ぞ?

元禄7年9月28日作、51歳。芭蕉が起きて創作した最後の作品、29日から死の10月12日までついに起きなかったそうです。芭蕉絶唱の最高の秀句の一つ。そんな句が似合う景色ですを見に行きたくなって先日、長野県上田~小諸~軽井沢~草津~日光~鬼怒川と秋の紅葉と温泉を楽しむたびに行ってまいりました♬全行程、車で走ったので総走行距離は1050㎞とかなり走ったと感慨に浸っていました。以前仕事で長野県を7年間も担当していたのに上田城。小諸城址。戸倉上山田温泉に一度も足を踏み入れたことがないのが、ずっ~と心の隅に残っていましてやっと訪れることができたと感無量でした。上田城は大河ドラマで、今では時の人?と言われている堺雅人氏が幸村役演じてあこがれており、小諸城址の懐古園は、以前にも書きました『スクラップブック』を書いた小山田いく先生の舞台であり憧れの土地でした。たまたま今回小山田いく先生のパンフも置いてあり、テンションアップしました。藤村藤村が『千曲川旅情の歌』で
『小諸なる 古城のほとり 雲白く 遊子悲しむ 緑なす 蘩蔞は萌えず 若草も 藉くによしなし しろがねの 衾の岡辺 日に溶けて 淡雪流る あたたかき 光はあれど 野に満つる 香も知らず 浅くのみ 春は霞みて 麦の色 わずかに青し 旅人の 群はいくつか 畠中の 道を急ぎぬ 暮れ行けば 浅間も見えず 歌哀し 佐久の草笛 千曲川 いざよふ波の 岸近き 宿にのぼりつ 濁り酒 濁れる飲みて 草枕 しばし慰む』
と有名な詩を残しましたが『小諸なる 古城のほとり 雲白く 遊子悲しむ』の部分を中学生の時の授業で『遊子悲しむ』を『融資断る』と間違えて朗読して「島崎藤村は銀行屋か⁈」と突っ込みを入れられた苦い経験があり、その舞台へ初めて立ててこれまた感動。今度は正確に読み上げれましたよ。日本三大名湯の一つ。草津よいとこ。一度はおいで♪小学生時代ら一度だけバスツアーで訪れたことはありましたが、ほとんど記憶になくこれまた、昨年の紅白歌合戦の現地中継で見て、絶対湯畑を浴衣と丹前姿で歩きたいと心に誓って今回実現。湯もみの実演も見ることができて硫黄の温泉に大感動。翌日はこれまた三大東照宮の最後の訪問地、日光東照宮へ。テレビでしか見たことのない実物を見て感激。夜はこれまたテレビの影響で「行こうよ、日光鬼怒川へ。ノンストップで突っ走れ~」と東武鉄道のCМにあこがれての鬼怒川温泉へ。よくテレビのサスペンスドラマのロケーションなどで船越英二氏などが登場するホテルへ宿泊。翌日は中禅寺湖と華厳の滝へ。昭和の時代の新婚旅行のメッカだった場所。熱海・白浜・日光は当時の新婚旅行の定番というイメージがあり、これまた一度自分の目と足で確認したかった場所。ということで3泊4日のロングタイムの命の洗濯?冥途への土産話?の旅を終えました。秋風が吹き始めるとついつい旅に出たくなるのですが、山岳地域ということもあり、秋風というより、初雪の印象の方が大きかった旅でした。

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キャリアコンサルタント 橋本 広高

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