「春眠暁を覚えず」は、春の朝に目覚めにくくなる現象を表す言葉として知られていますよね。春になると心地よく眠れて、つい寝坊してしまう。「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず」とは、中国の唐の時代の詩人、孟浩然(もうこうねん)が作った「春暁(しゅんぎょう)」という漢詩の一節に由来します。
「春暁」 孟浩然 作
春眠不覚暁(しゅんみんあかつきをおぼえず)
処処啼鳥を聞く(しょしょていちょうをきく)
夜来風雨の声(やらいふううのこえ)
花落つること知る多少ぞ(はなおつることしるたしょうぞ)
この漢詩を現代語に訳すと、以下のような具合でしょうかね。
▼「春暁」の現代語訳
春に眠っていると、夜が明けたことに気づかなかった。
小鳥があちらこちらでさえずっている。
昨夜は風や雨の音が聞こえた。
どれくらいの花が散ってしまっただろうか。
「春眠暁を覚えず」は元々、春の情景や感情を詠んだ漢詩の一節であり、どうやら春の睡眠だけを表現しているわけではないようです。春になると、よく眠れるのはなぜ?もっとも私などは年中無休でよく眠れるタイプなので、このブログを書いている間も、眠い目をこすりながら書いていますけどね💦。
桜の開花宣言があちらこちらから聞かれ、春だな~と感じる今日この頃。卒業や入学。出会いと別れなどいろいろな言葉で表現される時期ですが私は「春眠暁を覚えず」の言葉で毎年春を表現しています。

