12月。今年もついに残り1ヶ月。毎年決まって口に出る言葉が『年齢を重ねると一年が早く感じる⁈』という、誰もが皆平等に与えられている24時間が『自分だけは短縮されているのでは?』という思いに駆られる季節です。繁華街はクリスマスムードに包まれてのイルミネーションの森。元来、性格的に賑やかなことは好きなのでこのような風景を見ると心がウキウキするのは、あの狂乱のバブル時代を謳歌した世代だからかな?とも思っています(中年?のおじさん世代でしたけど💦)。今は、毎週日曜日の夕方に小牧までテニスをするために出かけるのですが、この時期は17時を過ぎると外は真っ暗になる季節で、18時くらいにコートを後にすると小牧市のメインストリートは、華やかなイルミネーションの森。白色が基調となっているのですが、それがまたシックな感じと輝きのコントラストで感動を覚えてしまいます。
しかしながらその半面、『いろいろな諸事情から、この華やかなクリスマスムードや師走の雰囲気を逆の思いで過ごされている方々もいるのだろうな~』と思いますと、過去にそのような気分になったことのある身としては、この雰囲気を全身で味わいたいと思う自分と今でも手放しで心底味わえない自分がいることも事実ですね。
職場へほぼ毎日といった感じで、電話をしてくるお方がいまして『こちらはお悩み相談所ではないよ!』と皆が思いつつも対応をしています。私も4~5回電話を受けて話をしたことがあり、名前は教えてもらっていませんが自称年齢や住んでいるところ。趣味の話などを聞かせてもらいました。先週の水曜日から仕事に就くと言っていたので、『気を付けて通勤して無理せず頑張るように』と伝えたのですが、先日、職場に電話がかかってきて別のスタッフが対応したのですが、『新規の職場での勤務時間内にかかってきたよな?』と思っていたら、『今日、会社を辞めた』とか。本人は障がい者ということらしいですが、健常者であろうと障がい者であろうと仕事をすることに関しては一緒であり、使命感も思いも同じだと思っているので、辞めてきたと聞いたときはちょっとショックでしたね。街はクリスマスと年の瀬を迎えてのムードにあふれている中で、職を失うということは・・・。人それぞれ置かれている立場が異なるから何とも言えないけど、もしその人が自分自身を含めた家族の生活を背負っているとしたら・・・。おかれた立場は違うかもしれませんが、以前の自分の姿がフラッシュバックした瞬間でもありましたね。そのお方にも『是非とも明るい気分でこのクリスマスや年の瀬を迎えていただきたいもの』と願っています。
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